本庄東高等学校附属中学校

特進一貫コース

中高一貫の特性を活かし、最難関大学を目指す

自分で考え判断できる、知と心を備えた聡明な21世紀のリーダーを育成。目標は、東京大学・京都大学・東北大学・東京工業大学・一橋大学など難関国立大学、国立大学医学部への合格。

学習の概要

これまでの暗記・詰め込み型の学習から、クリエイティブな発想を重視する時代が訪れました。そして大学全入時代の今、真の学問探究の場としての国立大学の価値が見直されています。

豊かな創造性、応用力を身につけるため、中学・高校を通して幅広く深い学習を行うのが一貫教育の特徴です。6年間で学習する内容を整理・融合し、無駄と無理を排したカリキュラムによって、学問の基礎となる幅広い知識とものの考え方を習得していきます。これによって医学部を含む国立大学入試にも万全の準備を整えることができます。

カリキュラムの特色

主要教科では、中2までに公立中3年分の時間を設定し、十分に時間をかけながら「なぜ」を大切にした授業を展開します。6年間を見通したカリキュラムによって、高2までに大学入試に必要な内容がほぼ終了します。また、高2からは文系と理系に分かれますが、どちらも5教科を総合した知識の習得と入試演習によって、オールマイティな学力を身につけます。

補習について

理解度の定着を図るために、火・木の放課後を利用した学力別クラス編成の補習を年間を通じて実施しています。また、質問カードによる個別対応など、教科の質問がしやすい環境を用意しています。

クラス編成について

原則として1クラスは30名とし、習熟度別に編成しています。基本的な授業進度は同じですが、クラスの状況、理解度を確認しながら進めます。特進一貫コースでは、原則として全員が附属中での「中学課程」から本庄東高校の「高校課程」へと進学します。他の中学校から本庄東高等学校に入学する生徒とは3年間とも別のクラス編成です。

ICT教育について

生徒には学校共有のタブレット端末を100台用意しています。校内はWi-Fi環境が整い、調べ学習や研修の事前学習に加え、教科の学習にも活用しています。2022年新入生より1人1台のタブレット端末を導入します。

カリキュラム

中学
教科
高校
教科
中学科目 中学校 高校
α/β共通 αコース βコース
高校科目 1年 2年 3年 1年 2年 3年 2年 3年
文系 理系 文系 理系 文系 理系 文系 理系
国語 国語 国語 5 5 5                  
現代文分野       3 4 2 5 2 4 2 6 3
古典分野       3 2 2 2 2 2 2 2 2
社会 地理
歴史
社会 4 4 4                  
世界史分野       2 4   (4)   (5)   (5)  
日本史分野       2 (4)   (5)   (5)   (5)  
地理分野       2 (4)   (5)          
公民 公民分野         2 2 (4) 4 2 2 2 2
数学 数学 数学 5 6 5                  
数学I II A B       6 3 6 5 2 4 6 3 2
数学III C         1 1 1 7 1 1 1 7
理科 理科 理科 4 4 6                  
物理分野           2   (4)   2   (4)
化学分野       2   4   3   4   3
生物分野         2 2   (4) 2 2   (4)
地学分野         2       2      
理科研究           3 2     3 4  
保健
体育
保健
体育
保健体育 3 3 3                  
体育       3 2 2 3 3 2 2 3 3
保健       1 1 1     1 1    
音楽 芸術 音楽 1.5 1 1                  
音楽       (2)                
美術 美術 1.5 1 1                  
美術       (2)                
書道       (2)                
外国語 外国語 英語 5 5 5                  
英語       5 5 5 5 5 7 5 6 6
技術
家庭
家庭 技術家庭 2 2 1                  
家庭       2                
情報 情報       2 1 1 1 1 1 1 1 1
総合
学習
総合
学習
総合的な学習の時間 2 2 2                  
総合的な探究の時間       1 1 1 1 1 1 1 1 1
特別
活動
特別
活動
道徳 1 1 1                  
学級活動 1 1 1                  
ホームルーム       1 1 1 1 1 1 1 1 1
合計 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35

カリキュラムは変更する場合があります。

時間割例(1年次)

 
1限 国語(現代文分野) 数学 英語(文法) 理科(第1分野) 英語(文法) 社会(地理的分野)
2限 英語(文法) 社会(地理的分野) 国語(現代文分野) 数学 音楽
美術(隔週で)
数学
3限 理科(第1分野) 総合的な
学習
数学 国語(現代文分野) 保健
体育
英語(文法)
4限 技術
家庭(家庭分野)
美術 保健
体育
社会(地理的分野) 国語(現代文分野)  
5限 数学 理科(第2分野) 技術
家庭(技術分野)
音楽 理科(第2分野)  
6限 保健
体育
国語(現代文分野) 総合的な
学習
英語(文法) 社会(地理的分野)  
7限   道徳   学級
活動
   
進路指導部からのメッセージ

進路指導部 木本 渉 教諭

社会に出て活躍できる人材の育成

時代は私たちの想像以上にどんどん進化していきます。その変化と共に、社会で求められる要素も変わっていきます。大学入試も単に知識の習得だけではなく、未知なる問題を解決する「考える力」が求められています。授業や総合学習の時間においてグループワークやディスカッション、ディベート等のアクティブラーニングを実践し、能動的な学び、対話的な深い学び、社会で必要な能力、そして生きる力の育成を考えています。

大学入試が、進路指導のゴールではありません。本校は「社会に出て活躍できる人材」の育成を目標とし、「心・人間性の教育」にも力を入れています。礼儀やマナーを始め、チェックノートを用いた生活・学習習慣の確立、キャリア教育や進路講演会などを通じた職業観の育成、多くの校外研修を通し、多様な観点から人間性を磨いていきます。これらの教育を理解し、自身の進路希望を叶えて社会貢献をしてほしいと思います。