東大プロジェクト
東京大学を含む最難関大学への合格者を安定的に輩出することを目的とした「東大プロジェクト」が東高校にはあります。東大プロジェクトの活動には、5教科のプロジェクト補習があります。プロジェクト補習は主に長期休業期間中や放課後に実施されますが、各教科から選出された東京大学合格のエキスパートの先生たちが、5教科のバランスを考えながら、最適な時期に最適な難易度で実施していきます。グループディスカッションを通じて表現力や論理力を養う「アクティブラーニング」を取り入れた補習も展開されています。他にも1人ひとりきめ細やかに添削し記述力を高める「記述添削サポート」などもあります。日ごろは特進一貫コース、特進選抜コース、特進コース、進学コースという4つのコース制にもとづいたクラス編成の中で授業を受けますが、東大プロジェクトは希望すればどのコースからでも参加できます。また、早い段階から難関大の過去問に取り組み、日ごろの授業よりもハイレベルな内容に触れることができます。
「コースや学年の垣根を越えた1つのチームで東京大学(最難関大学)に挑む」、それが東大プロジェクトです。
小論文対策プログラム
近年募集人員が増えている推薦型選抜・総合型選抜に対応したプログラムです。これらの入試形態では、学科試験とは別に小論文などが課されます。本校では小論文を書くための素地を身につけるために1年次より新聞の社説学習を行っています。これは読解力、表現力、要約力を磨き、さらに時事問題への関心を持ってもらうための取り組みです。その上で2年次には小論文対策講座でより実践的な書き方の基礎を身につけ、3年次には個別に入試過去問の添削指導を受けていきます。
大学入試の小論文のテーマは多岐に渡り、かつ高度な専門性が要求されますが、本校では全教科の教員の中からテーマについて専門的に指導できる最適な教員が選ばれ、個別指導にあたります。また、小論文の他にも面接試験や実技試験、プレゼンテーション試験の個別指導も行っており、多様な入試形態に対応できる充実したサポート体制になっています。
進路指導部長 川島 光